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大阪の表面処理会社が

レーザークリーニング始めました!

油膜、サビ、旧塗膜、塩分、酸化被膜、そして有害物質。表面から取り除きたいものはいろいろあります。これらの除去には長らくブラスト工法が使われてきましたが、狭隘部には使いにくかったり環境への意識の高まりなどからブラストが使いにくい場面も増えてきました。

そこでブラスト、溶射、焼付塗装まで表面処理のワンストップ工場である我々、新免鉄工所はレーザークリーニング工法に着目。非接触でコントロールしやすいレーザーの特性を活かし、表面処理の新たな工法としてレーザークリーニング技術の可能性を追求していくことにしました。

レーザークリーニングのテスト、試作、レーザークリーニング作業の請負からレーザークリーニング設備の販売までレーザークリーニングに関する情報をお届けします。

レーザークリーニングの使い道

金型や治具のサビ落としに!

金型は保管状況などですぐに錆びます。使うたびに磨くというお話も聞きますが、その時間が無駄だということが、レーザークリーニングによるさび落としをご覧いただければよく分かると思います。

橋梁、鉄骨などの塗り直し、旧塗膜除去に!

薄板の塗装の剥離はブラストでは衝撃が大きすぎて薄板が大きくひずむ可能性があります。そんな時でもレーザークリーニングなら母材に与える衝撃はほとんどないので大変有効です。こちらの部材はフタル酸樹脂系の塗料を塗布していますが、きれいに剥がれました。

橋梁などの旧塗膜の膜厚が大変熱いものについても実用的に処理できるよう、研究を重ねております。

レーザーマーキングにも使えます!

レーザークリーニングとレーザーマーキング。剥がすのと焼き付けるの、まったく正反対のようでも実は同じ設備で両方に対応可能です。こちらの写真は新型コロナの早期終息への願いを込めて2020年6月19日に全社員にプレゼントしたアシストフック。アマビエ様をレーザー刻印しました。

ちなみに、この銅板の切り出しにもレーザーカッターを使用しました。

※動画再生時、ジリジリと音が出ますので音量にご注意ください。

そのほかにもまだまだ用途があります!

無垢の鉄などを悩ませる酸化被膜の除去、海岸沿いでは生活にも影響が出る塩分の除去、溶接で問題になりがちな黒皮の除去、塗装の下地処理に効果的な表面粗度出し、そして原子力関係施設などでの有害物質除去。レーザークリーニングの用途はまだまだたくさんあります。