ブラスト×レーザーで最適解を!

100年錆びさせない表面処理のワンストップ工場、新免鉄工所では、グリットブラスト、アルミナブラストで旧塗膜やペンキの剥離、サビ落としをし、溶射や塗装で100年防食を施工しています。

一方で当レーザー事業部ではレーザーによるブラスト処理を実施しています。レーザークリーニングと言ったりレーザーブラストと言ったり企業ごとにその呼び方は様々ですが、要はレーザーを使って母材の表面のサビや塗装を落とすのが主な仕事です。

レーザーにはサンドブラストをはじめとした既存のブラスト処理にはないメリットがあります。

例えば施工範囲。当社は18トン、17メートルの製品を施工可能な大型のブラスト室を持っていますので大物を得意としています。製品丸々施工する場合はサンドブラスト、グリットブラスト、アルミナブラストのほうが効率もよく価格も抑えられます。ただ、大物でも局所的なサビ落としをしたい場合はレーザーのほうが施工範囲を絞れるため効率は良くなります。

鉄道車両のような大きなものでもその一部分を錆を落としたい、塗装を塗りなおしたいという場合、既存のブラスト工法で必要のない広範囲を施工するよりも必要最低限の範囲に絞り込んでレーザーで錆を落としたほうが時間も短くて済みます。

さらに橋梁のような構造物の場合、桁端部などは漏水、帯水で局部的に腐食が進みやすくピンポイントで施工できれば養生の費用と時間もかなり削減できます。

さらにさらに、薄いものや柔らかい素材などでできており表面の錆だけを落として母材にはできるだけ傷をつけたくない場合、例えば神社仏閣の釘隠しの金物などでもお問い合わせいただきます。

技術者は長年その技術を極めてきただけにどうしても自分たちの技術だけでモノを考えがちです。

ブラスト屋さんはブラスト、レーザー屋さんはレーザーを推すのは当然と言えば当然。

 ですが私たち新免鉄工所ではブラスト、レーザーをはじめ剥離溶剤やサンダーなども含め優れた技術、最適な技術の組み合わせでお客様の課題を解決しています。既存の技術に固執せずそれぞれの技術を知るからこそできる組み合わせを提案する。

 

これが今の私たちに求められていることです。